自分と向き合い、自分を好きになる。深澤亜希さんが考える40代からのスキンケア


美容家のほか、ビューティスキンスペシャリストとしてあらゆる視点から美容法を提案する深澤亜希さん。今回は年齢による肌の変化を感じやすい40代にフォーカスし、お手入れの見直しやアイテム選びのコツなどについてお話しいただきました。

 

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スキンケアは洗顔、保湿、ターンオーバー、抗酸化力で成り立つ

年齢を重ねるにつれて気になるシミ、くすみ、しわ、たるみなどの肌の悩み。40代を迎えると女性ホルモンが乱れやすくなる上、肌機能の衰えや紫外線による影響を受けやすくなり、今まで以上にお手入れを頑張ろうと思う人も多いはず。

しかし深澤さんが考えるスキンケアとは、“どこまでシンプルにできるか”がカギなのだとか。ご自身も透き通るような美肌を保つお手入れ法をお聞きしました。

 

深澤さん:私のデイリーケアは①クレンジング&洗顔、②美容液、③クリームの3ステップ。あとは肌の調子を見ながら抗酸化力のあるコスメを投入したり、クレイマスクやゴマージュでターンオーバー=肌の生まれ変わりを促進しています。

たとえばシミの悩みに対して美白アイテムをたくさん取り入れたとしても、それによって全てのシミが消え去ることはありません。結局、一度できてしまったシミは、肌のターンオーバーによって排出しない限り、消えることはないのです。

 

30~40代にかけてサイクルが遅くなっていくターンオーバーは、スキンケアでは保湿や肌の代謝を促すアイテムの投入、また運動や睡眠などによって促進することがとても重要だと話す深澤さん。

そして紫外線やストレスによりダメージを受けた肌を抗酸化成分の入ったアイテムなどでケアをすれば、それだけでスキンケアは十分。化粧水と美容液と乳液とクリーム…など高価な化粧品をそろえなくても、必要最低限のアイテムでも効率よくケアすることができるようです。

 

“肌づくりは洗顔から始まる”と考えてスキンケアの見直しを

深澤さんは28歳の頃に肌の調子を崩した経験から、手をかけすぎることは肌への負担であるということに気付いたそうです。とくに負担であるスキンケアとは何でしょう?

 

深澤さん:これはすばり、クレンジングです。日本人女性は“洗う”ことが大好きなので、顔を洗うときもクレンジングと洗顔フォームのダブル洗顔が当たり前と考える人が大多数。でも実際、洗った直後は肌がカサつき乾燥しますよね。つまり洗いすぎなのです。

 

クレンジングの際に肌をこするのも負担、熱いお湯で流すのも負担、その積み重ねがエイジングトラブルを引き起こすといっても過言ではないようです。

 

深澤さん:肌の調子がいまいちな時にまず見直して欲しいのは洗顔です。負担のない洗顔をするのに、おすすめは2 in 1タイプの洗顔アイテムです!

すると、“それだけだと汚れがきちんと落ちてなさそうで、なんだか気持ち悪い…”そう感じる人がいると思いますが、最近のアイテムはとっても優秀。

メイク汚れや不要な皮脂はしっかりオフし、潤いをキープしたまま洗い流すことができます。あとは、メイクをお休みしてクレンジングをしない日を作ることも、肌が元気になるきっかけになります。

 

 

スキンケアをより効果的にするためにできること

若々しいお肌とは、ハリがあり、発光するような透明感があることだと考える深澤さん。そのためにできる日常のことを教えていただきました。

★深く良質な睡眠

深澤さん:肌のゴールデンタイムは眠り始めの3時間が大切です。その間に成長ホルモンが最も多く分泌し、肌の新陳代謝を活発にします。そのためには質のよい眠りを摂ることが重要。

朝日を浴びて体内時計をリセットし、寝る前は睡眠を阻害するパソコンや携帯を避けます。体をリラックスモードに切り替えるために、お風呂にゆっくり浸かったりストレッチをするのもおすすめです。

★成分が浸透しやすい状態でケア

深澤さん:化粧品の成分が浸透しやすい状態を“シミケア”と覚えておくと、効率的に美肌を育むお手入れができます。

シ=湿っている、ミ=密閉、ケ=血行がよい、ア=温まっている、お肌がこの状態の時に美容成分が最も浸透します。このすべてを満たすのがお風呂上り! 夜は、絶好のスキンケアタイムです。

朝は、ぬるま湯で洗顔したり蒸しタオルで温めてからスキンケアをスタートすると効果的。化粧品を塗る時は、顔の中央からリンパが集まる耳の下の耳下腺に向かってやさしく広げてなじませます。その後、首筋からデコルテへ老廃物を流すよう意識してみて。

 

“キレイ”に年齢は関係ない、目指すは“自分らしくキレイな肌”

深澤さん:いくつになっても若々しい人や輝いている人を見て、あなたはどんな風に思いますか? 比較してネガティブになってはいませんか? 他人がどうであれ、自分は自分。生き方や心の在り方次第で女性はいくらでも美しくなれるものです。

美の近道とは、自分をよく知り自分を好きになること。しかし自分と向き合うことは時に、億劫なものです。外見にしろ内面にしろ、“ああ、自分って…”と落ち込んでしまうこともありますよね。

でも、そこから目を背けて自分を嫌いになってしまうと絶対にキレイにはなれません。お肌については毎日鏡をじっくり見ていると「生理前だからニキビができるんだな」とか「昨日塩分の多い食事をしたから今日は、むくんでるんだな」とか、そういう発見につながるのです。

マインド面では、ネガティブな発言や、人の悪口や陰口は老けを招き、ポジティブな言葉を選び前向きに過ごす人は若く見える、という研究データもあります。明るく、いつも前向きに生きている女性はそれだけで魅力的に見えるものです。ぶすっとした顔では口角が下がり法令線が出来てしまいます。

 

 

スキンケアのアイテム選びにしても、ただライン使いを徹底したり、誰かの方法を鵜呑みにするのではなく、自分の肌にとって何が必要かを考え、柔軟にアレンジしていくことで、美肌が育めるのだそう。

40代からは自分らしさを大切にし、ポジティブに過ごすことで、年齢なんて関係ない美しい自分に出会えます!

 

 

●プロフィール

aki
深澤亜希

美容家・ビューティースキンスペシャリスト

 

オフィシャルInstagram

https://www.instagram.com/aki_fukasawa/

  • August 23, 2016